VirtuaNES
Index
0.導入
(1)「VirtuaNES」のサイトから、最新バージョンの本体ファイルをダウンロードします。
「Download」のページから「Latest version」の「Japanese」とつくファイル
(上の画面では"VirtuaNES version 0.97 (Japanese)")をダウンロード。
(2)ダウンロードしたファイルを適当なフォルダに解凍します。
基本的にはこれだけでOKです。
1.起動
(1)「VirtuaNES」本体ファイルをダブルクリックして起動します。
(2)メニューバーの「ファイル」から、「開く」を選択します。
(3)「ROMファイルを開く」ダイアログが現れるので、ファミコンソフトのROMファイルを指定します。
これで、VirtuaNES上でファミコンソフトが起動します。
また、ROMファイルを直接VirtuaNESのウィンドウ、もしくはアイコンにドラッグ&ドロップをしても
起動することができます。
なお、どの起動方法でも、ROMファイルはZIP圧縮されたままのものでもかまいません。
(4)主な操作方法は次のとおりです。
とりあえず、これでVirtuaNES上にてファミコンソフトをプレイすることができます。
2.設定
さらに快適なプレイ環境にするための設定について、触れてまいります。
■コントローラを設定する
(0)まず設定前に、あらかじめPCにUSB接続のゲームパッドなど、使用したいコントローラを
接続しておき、Windows上で認識されていることを確認しておいて下さい。
(1)メニューバーの「設定」から、「コントローラ」を選択します。
(2)すると、以下のような設定ウィンドウが表示されます。
これは、「コントローラ1」として現在設定されている内容です。
ちなみに、A・Bボタンは上下に2つ項目がありますが、
下は通常ボタンで、上は押しているだけで連射できる「連射ボタン」です。
その1秒間の連射数は、さらにその上の「FPS」の数値で調節することができます。
(3)変更したいボタンの部分をクリックすると、その部分が点滅するので、
その間に割り当てたいキー、もしくはコントローラのボタンを押して下さい。
クリック後、数秒間何も押さないでいると、点滅は自動的に止まります。
なお、点滅中に[ ESC ]キーを押すと、そのボタンの内容をクリアします。
(4)全てのボタンを設定したら、「OK」をクリックします。
以上で、コントローラ1の設定は終了です。
コントローラ2など他のコントローラの設定をしたい場合は、
上の設定ウィンドウ中のコントローラ名のタブをクリックしてから、同様の手順で行って下さい。
■画面サイズを変更する
メニューバーの「設定」から「画面サイズ」を選択すると、倍率の項目が表示されるので、
変更したいサイズをクリックして下さい。
また、キーボードの[ F5 ・ F6 ・ F7 ・ F8 ]キーからでも、
それぞれ、1倍・2倍・3倍・4倍に直接変更することができます。
ただし、画面サイズを拡大すると、ドット表示が全体的にぼやけた感じに
なることがあるため、気になる場合は、以下の設定を試してみて下さい。
※画面のぼやけをなくす
(1)メニューバーの「設定」から、「グラフィック」を選択します。
(2)すると、以下のような設定ウィンドウが表示されます。
(3)「HELを使用する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
以上で終了ですが、もしこの設定でもぼやけが取れない場合、チェックする項目を
「サーフェスをシステムメモリに取る」に変えて、再び試してみて下さい。
「2倍サイズで描画する」にチェックを入れても、ぼやけが軽減できるようです。
なお、以下のページにて、管理人おススメの画面設定例を紹介しています。
そちらも、画面設定の参考にしてみて下さい。
■ディスクシステムのゲームをプレイする
VirtuaNESはディスクシステムにも対応していますが、プレイするには
ディスクシステムの「BIOSファイル」が必要となります。
BIOSファイルは、VirtuaNES本体と同じフォルダに置くだけでOKですが、
ファイル名は必ず「disksys.rom」として下さい。
あとは、ディスクシステムのゲームファイルを開くと、自動的にディスクシステムが起動します。
3.便利な機能
■ステートセーブ・ロード
「ステートセーブ」は、ゲーム本来のセーブポイントとは関係なく、
いつでもゲームの進行状況をセーブしておくことができる機能です。
ゲーム中、[ S ]キーを押すと、ステートセーブが実行されます。
ステートセーブしたデータをロードしたい時は、[ L ]キーを押して下さい。
また、「ステートスロット」の番号を変えることにより、複数のセーブデータを残すことができます。
1タイトルにつきステートスロットは0〜9番まで用意されるので、残せるのは最高10個までです。
メニューバーの「編集」から「ステートスロット」を選択すると、スロット番号が表示されます。
チェックがついているのが、現在指定されているスロット番号です。
スロット番号をクリックすると、番号指定を変えることができます。
番号指定後のステートセーブ・ロードは、そのスロット番号に対して行われます。
※クイックセーブ・ロード
あらかじめスロット番号を指定するのではなく、
ステートセーブ・ロード時に直接番号を指定して行う方法もあります。
それが「クイックセーブ・ロード」です。
クイックセーブは、メニューバーの「編集」から「クイックセーブ」を選択して、
スロット番号をクリック。
クイックロードも同様に、メニューバーの「編集」から「クイックロード」を選択して、
スロット番号をクリックして下さい。
また、キーボードから直接行うこともできます。
クイックセーブは、[ ALT ]+テンキーの[ 0 ]〜[ 9 ]、
クイックロードは、[ CTRL ]+テンキーの[ 0 ]〜[ 9 ]です。
テンキーの数字が、スロット番号となります。
■倍速モード
VirtuaNESの「倍速モード」を使うと、ゲームの実行速度を上げることができます。
ゲーム中、スキップできないイベントを早く終わらせたい時や、
文章の表示が遅いRPGなどに使うと良いでしょう。
倍速モードに入るキーは2種類あります。
[ BACKSPACE ]キーは、押している間だけ倍速モードになります。
[ TAB ]キーは、倍速モードのON・OFFを押すごとに切り替えます。
2つのキーの違いに注意して下さい。
また、このモード、名前は「倍速」とついていますが、2倍以上のスピードにも調節できます。
(1)メニューバーの「設定」から「エミュレータ」を選択します。
(2)すると、以下のような設定ウィンドウが表示されます。
(3)「倍速モードを使用」の右側にあるスライダーで
「FPS」の数値を調節して、「OK」をクリックします。
「FPSの数値÷60」が倍速モードでの速度の倍率になります。
最高値は600(10倍速)です。
■ショートカットキー 一覧
キーボードから直接指示できる便利なショートカットキーの一覧(初期設定時)です。
各機能の詳細な内容については、VirtuaNES付属の
ドキュメントファイル(「Doc」フォルダにあります)か、
VirtuaNESのサイトの「オンラインヘルプ」等でご確認下さい。
なお、(トグル)は、キーを押すごとにON・OFFを切り替え、
(非トグル)は、キーを押している間のみONになる機能です。
※拡張コントローラの「ファミリーベーシックキーボード」を使用すると、
[ ALT ]キー併用のショートカットキー以外は全て使用できなくなります。
(1)実機操作補助
(2)実行速度制御
(3)ステートセーブ・ロード
(4)表示画面操作
(5)映像記録
(6)サウンド制御
(7)チート
(8)起動・終了
※ショートカットキー変更
「コントローラ設定」と同様に、ショートカットキーも自由に変更することができます。
また、キーだけではなく、コントローラのボタンに割り振ることもできます。
(1)メニューバーの「設定」から「ショートカット」を選択します。
(2)すると、以下のような設定ウィンドウが表示されます。
(3)リスト中の設定したいキーの部分をダブルクリックすると、設定ウィンドウ上部に
「何かキーを押して下さい」の文字が点滅するので、その間に割り当てたいキー、
もしくはコントローラのボタンを押して下さい。
数秒間何も押さないでいると、点滅は自動的に止まります。
また、点滅中に[ ESC ]キーを押すと、そのキーの内容をクリアします。
なお、同じ機能を「設定キー1」「設定キー2」の2つのキーに割り当てることができます。
2つのキーに設定しても、どちらか1つのキーが押されれば、ショートカットを実行します。
(4)全てのキーを設定したら、「OK」をクリックします。
(画面左にフレームが表示されていない場合、上の「TOP」をクリックして下さい) |